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3月1日から始まった、石垣市への陸上自衛隊配備のための工事をめぐり11日、地元住民の代表が沖縄防衛局を訪れ、工事の中止を求めました。

陸上自衛隊の配備に反対する市民団体の代表は11日沖縄防衛局を訪れ、3月から4月が天然記念物のカンムリワシの営巣時期にあたることや、これまで防衛局が行ったとする調査の内容が明らかでないとして、工事を中止するよう求めました。

要請で住民代表の金城哲浩さん「工事ありき、着工ありきにしか見えない。本当にこのやり方でいいのか。」

沖縄防衛局田中局長「工事エリア周辺には営巣はないと確認しています。それをもって工事の予定には変更はない。」

沖縄防衛局の田中利則局長はこのように述べ、「一刻も早く南西地域の部隊の空白化を埋めるため工事を進めていく」と強調しました。