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環境保護団体がジュゴン存続の危機を訴え緊急声明

3月5日、新基地建設近くの大浦湾で目撃されているジュゴンの存続の危機を訴える緊急声明を環境保護団体が発表しました。

緊急声明を発表したのは、ジュゴンの保護を求める3つの環境保護団体のメンバーです。

声明では「新基地建設工事の影響で、ジュゴンが工事区域周辺から避難するに至った」と指摘。さらに「定着性の強いジュゴンが生息地を追い出された場合、餌場の競合などのリスクが懸念され、絶滅のリスクがさらに高まる」と警鐘を鳴らしました。

沖縄防衛局は、本島北部周辺の海域で確認されていたジュゴン3頭のうち2頭の姿が確認できなくなったことを報告しています。団体では、新基地建設工事の速やかな中止などを求めました。