※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
貝の加工品装飾を身に着けた人骨見つかる

2013年に発掘調査が行われた、伊江村の貝塚で、県内では初めて貝殻を加工して作られた装飾品を身に着けた人骨が発掘されました。

西原町の県立埋蔵文化財センターでは、離島を含む県内11カ所の遺跡や貝塚などで行われている発掘調査で見つかった出土品約350点が展示されています。

発掘された遺跡の中でも大発見といわれているのが、ゴホウラガイで作られた腕輪です。ゴホウラガイ製の腕輪自体はこれまでにも発見されてきましたが、人が腕に身に着けた状態で発見されるのは今回が初めてとなります。

発見された人骨は約2500年前、縄文時代晩期のものと見られていて、先史時代の葬儀の方法や人々の暮らし方を考える上でも貴重な発見だということです。この「発掘調査速報展」は9月2日まで開催されます。