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名護市長選挙で与野党が入れ替わった名護市議会では、議長が辞任するなど来週の定例会開会を前に、与野党の駆け引きで一時混乱しました。

2月28日の臨時会では、先週、議会が空転した副議長の人選について、与党会派「礎の会」の長山隆市議が副議長に選任され落ち着きを取り戻しました。一方で、市が提出した祖慶実季農林水産部長を副市長とする人事案に野党側が反発。議長を除く市議の数が、与野党で13対13と並ぶ中、議長決裁で「否決」されました。

続いて、屋比久稔議長が、市長が変わったことなどを理由に辞職願いを提出、その後行われた議長選挙で与党会派「礎の会」の宮城弘子市議が議長に選任されました。これにより、名護市議会は、採決に参加する議長を除く市議の数が与野党で12対14となる与党少数となり、来週、初の議会に臨む渡具知新市長は難しいかじ取りを迫られそうです。