発達障害のあるこどもたちがあるもので大舞台を目指そうと活動を始めています。成長のきっかけとなった出会いとは・・・?

のびっと4児童指導員富山勇さん「東日本だから、東京はどこかな?」

発達障害のこどもたちの学習支援や社会に適応するための支援を行っている『こども発達支援センターのびっと』。

この日は土曜日ということもあり和やかな時間が流れていました。

普段はもの静かな子どもたちが楽しみにしている時間があります。それは・・・

吉田邦彦さん「左足からボックスステップ、567、パン。できた?(できた!)」

子ども支援 ダンスで目指すパラ五輪

ダンスの授業。ダンス講師の吉田邦彦さんの指導のもとダンスを始めて3ヵ月。音楽を全身で感じ、思いっきり体を動かします。

吉田邦彦さん「基本は元気がいいんですよ。元気のどこに当てたらいいかという方向性がまだ見い出せてないだけで。普段はこもってしまう気持ちをどこかのきっかけで発散できて、発散できたっていうことに褒めてあげたいって思っています」

大きな声を出していい。好きに体を動かしていい。ダンスに出会ってから、こどもたちの表情も変わりました。

子ども支援 ダンスで目指すパラ五輪

こども発達支援センターのびっと玉城センター長「実はダンス教室を始める前にこの建物の中にも入れなかった子もいたんですけど。ダンス教室がきっかけで教室に入れたり体を動かすようになったりみんなの輪の中に入れたり、いろんな変化が見られるようになりました」

中学3年生田島聖道くん「とても楽しかったです。もっと速いダンスに挑戦したいです。」

中学3年生古謝景聖くん「ステップとかわかりやすく覚えられて楽しいです。もっと体を柔らかくしてもっと速い音楽でも挑戦できるようにしたいです」

ダンスを通して少しずつ成長ている子どもたちはさらなる目標に向けて記者会見を開きました。

子ども支援 ダンスで目指すパラ五輪

社会福祉法人ニライカナイ豊村英施設長「ダンスチームの結成を宣言したいということで本日記者会見を開かせて頂いております。東京パラリンピックの式の舞台などでダンスパフォーマンスをすることが目標になっております」

2年後の大舞台を目指したダンスチーム、その名も『琉球ノビッターズ』。メンバーにそれぞれの思いを聞いてみました。

高校1年生多田昂泰くん「もっとダンスを覚えてみんなと協力して頑張りたいです」

中学1年生前門龍宗くん「(Qオリンピックパラリンピックを目指すんですよね)はい!(Q頑張りたいことは?)パワーアップ体操を踊ります(わかりました!ありがとうございました!)ありがとうございました!」

子ども支援 ダンスで目指すパラ五輪

吉田さん「一般の方からするとできないんじゃないだろうかということは皆さん思う所だと思うんですけれども。それ以上にもっとレベルを高くして彼たちができる最高のレベルに持っていきたいと思います。みんながびっくりするような」

ダンス曲はもう決定済み。自身も身体的な障害を持つシンガーソングライターのHI-Dさんが今回のために書き下ろした曲でダンスでチャンスを掴んでほしいという思いが込められています。

吉田さん「パラリンピックは時のものですから終わったら次の目標を見つけなきゃいけない。一つ目標が達成できたんだという自信でその先の人生を歩んでいってほしいなと思います」

夢を掴むため、琉球ノビッターズの挑戦は続きます。