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灰から有害物質 県が行政代執行に着手

野島記者は「およそ100トンとなったダイオキシンを含む燃え殻は、こちらに7年前から放置されていました」と伝えました。

県は12月20日、廃棄物の灰を撤去する行政代執行に着手しました。撤去されるのは浦添市の廃棄物処理業者が読谷村の比謝川近くに保管していた約100トンの産業廃棄物の燃え殻の灰で、県の調査で、基準値の30倍を超える有害物質のダイオキシンや、約10倍の鉛などが検出されました。

しかし、業者が再三の撤去の求めに応じず県は行政代執行に着手。灰は今後、専用の袋に詰め替えて県外に運ばれ処理されます。

業者はすでに許可を取り消されていて、県では、処理費用約1350万円を業者に請求するとしています。