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82年前の沖縄の様子を写した写真展が21日から那覇市で始まりました。

写真展「よみがえる古里1935年の沖縄」。作品の数々は、1935年、当時の大阪朝日新聞の記者とカメラマンが連載取材のため沖縄各地を訪れ撮影したものです。2年前に朝日新聞大阪本社の倉庫から発見され、今回はそのうち150点が展示されています。

現在の那覇市東町で庶民の生活の場としてにぎわった「那覇ウフマチ」や、笑顔でカツオを櫂に下げる糸満の少年漁師の写真からは、沖縄戦で失われる前の豊かな街並みや人々の穏やかな暮らしぶりがうかがえます。

写真展は7月30日まで、那覇市のタイムスギャラリーで開かれています。