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西之表市市長選で訓練受け入れ反対派が当選

アメリカ軍機の訓練受け入れが最大の争点となった鹿児島県西之表市の市長選が19日、投開票され、受け入れに反対する新人が当選しました。

鹿児島県西之表市にある馬毛島は政府が、アメリカ軍の空母艦載機の訓練移転先として用地取得に向けた手続きに入っていて、普天間基地所属のオスプレイの訓練の移転先としても想定されています。

1月に行われた選挙では、立候補した6人全員が当選に必要な票数に届かず再選挙となっていました。そして新人4人の混戦となった19日の再選挙では無所属の新人で受け入れに反対する元朝日新聞記者の八板俊輔さん(63)が初当選しました。

当選した八板さんは、「種子島・西之表のまちづくり、島おこしのために馬毛島というのは有効な資源になる」と話していました。

八板さんはこのほか、「馬毛島に訓練場は絶対にふさわしくない。本来あるべき利用のされ方を国に理解してもらう」と決意を述べました。