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タイヤ落下事故でヘリパッド閉鎖と訓練中止を要請

キャンプハンセンで起きたアメリカ軍ヘリからのタイヤ落下事故を受け13日、金武町と宜野座村が沖縄防衛局に対し、訓練の即時中止などを求めました。

3月8日、キャンプハンセン内の演習場で、訓練中のアメリカ軍のUH1ヘリコプターがつり下げていたタイヤを落下させました。

この事故を受けて、金武町の仲間一町長と宜野座村の當眞淳村長は、13日午後、沖縄防衛局を訪れ、中嶋浩一郎局長に対し訓練の即時中止をはじめ今回は、民間地に近い「ファルコン」と呼ばれるヘリパッドの閉鎖を新たに求めました。

これに対し、中嶋局長は「即応能力維持のため必要な訓練で、住宅地上空の飛行は最小限に留めたい」とアメリカ軍側からのこれまでの回答を繰り返しました。

當眞淳宜野座村長は、「民間地に近いヘリパッドの使用というのは、使用をやめてくれではなくて、閉鎖してくれということを言わざるを得ない状況になっているので、確認しながら要請をあげたところです」と話しました。

事故を巡っては、地元宜野座村城原区も近く抗議に訪れる予定です。