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沖縄戦当時の集団自決について、軍関与の記述を削除させた教科書検定意見の撤回を求めた県民大会から9年。29日、関係者らが活動の継続を確認しました。

9年前の県民大会で検定意見の撤回と集団自決への軍関与の記述復活を求める決議が採択されて以降、会では教科書の出版社や文科省への要請を続けてきました。

大会から9年の節目となった29日、8月に慶良間諸島での集団自決に関する記述を削除したままの教科書出版社に対し、記述の改善を申し入れたことなどが報告されました。

講演で集団自決を生き抜いた金城重明さんは、渡嘉敷島の住民は当時、強制的に陣地に集められており、自発的な集団自決ではなく強制集団死だと改めて証言していました。

教科書に真実を 県民大会から9年で報告会