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16-06-24-06

南城市で唯一の公立保育所の存続をめぐる問題で、6月24日、市民が提出した陳情書は退けられました。

陳情書に反対する城間松安議員は「公立保育所を民営化する方がはるかに大きいメリットがあると思います」と話し、一方、陳情書に賛成する前里輝明議員は「市が保育現場を持たずに指導、監督だけにまわることに対して、危惧する意見に私は賛同できます」と話しました。

24日の南城市議会は、公立保育所の存続を望む市民らから出されていた陳情書4件を審議。議員からは、運営費の負担を懸念する意見などが相次ぎました。

本会議後、署名活動をした市民の一人は「たかが一つの園に4700万円もお金出すの?という議論だけで、コスト論だけ先行しているんじゃないかなという感じはしますね」と話しました。

審議の結果、賛成少数で、不採択となりました。