来年の春、大学や専門学校を卒業する学生たちの就職活動がきょうから本格的にスタートしました。何とか希望の会社に入社したいと願う学生たちですが、そんな学生たちの就職活動にちょっとした変化がありました。

「(やりがいを感じることは?)お客さんが喜んでくれて、何回も足を運んで、これからまた突き合いがスタートする瞬間が一番嬉しい。」

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県内外から49の企業などが参加してきょう開かれた合同会社説明会。担当者の話に熱心に耳を傾ける学生たちですが、実はことし、就職活動に微妙な変化がありました。

会社説明会は去年と同様、3月1日からのスタートですが、去年12月に、面接試験などの解禁を2カ月前倒しし6月からにすることが発表されたのです。

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石橋記者「面接の解禁が2ヵ月前倒しとなったことで、学生側、企業側にとってどのような影響があるのでしょうか?」

学生たちにとっては2カ月前倒しされることで企業の情報を得る期間が短くなり面接試験までの準備が慌ただしくなります。

学生「正直、焦る部分はありますね。先輩方の話を聞いているのと自分たちの動きは変わってくるので」「考える時間があんまりなくて、調べる時間とか(がない)」「ちゃんとした見極めが難しくて事前準備が必要だなと、今になって後悔しています」

一方、企業側も優秀な人材をつかまえようと必死です。

ワタベウェディング平安明佳さん「お仕事を知ってもらう機会を増やそうと感じています。説明会の段階でマッチングできれば、後は採用活動とかもお互いスムーズにいくのかなって感じている」

沖縄銀行輿儀直人さん「特に今年は2ヵ月の前倒しということなので、いかに工夫してわかりやすく伝えるのか、その接点をどれだけ多く持てるのかっていうのが重要かなと思っています」

エアー沖縄真栄田義尚さん「短期で決めないといけない。この説明会を皮切りにいろんな大学、いろんな合同企業説明会で優秀な人材を発掘していきたいなと思っています。」

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就職活動に詳しいリクルートキャリア就職みらい研究所の岡崎所長は次のように指摘します。

リクルートキャリア就職みらい研究所・岡崎仁美所長「自分自身がどんな仕事をしたいのか、将来を展望するなかで、どうしても受けたいというようなことがあれば、きちんとそのようにアプローチすれば、道は開けやすいと思いますし。焦らず目の前の企業からのコミュニケ―ションなどに耳を傾けてもらうといいんじゃないかなと思います」

沖縄労働局によりますとこの春卒業予定の大学生の就職内定率は53.8パーセントと去年の同じ時期を1.8ポイント上回っています。

これから暑い夏、そして厳しい就職戦線が始まりますが、学生たちにはしっかりと腰を据えて、就職活動に取り組んでほしいと思います。

県内ではこの春、高卒者、大卒者ともに就職内定率はあがっているんですが、そうは言っても、学生たちにとって就職活動は社会に出るための大きな関門、厳しいものだと思います。

学生のみなさんは諦めないで夢に向かって挑戦してほしいと思います。