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15-10-29-02

辺野古の埋め立てに向けた工事の着手届けを提出した沖縄防衛局は、29日早朝から現場海域での作業を再開させました。

久田記者は、「辺野古の海では午前8時頃から作業員がフロートを海へ延ばしはじめ、作業が再開されました」と伝えました。

海上では、基地建設に反対する人たちがカヌーに乗り、作業再開に抗議する様子が確認されました。

ゲート前で抗議している女性は「悲しい、悔しい、未来が壊れるようなことはしてほしくない」と話したほか、抗議している男性は「国と県との約束を無視して始めたのであれば許されないこと」だと話しました。また別の女性は「県民一丸となってみんなで闘うしかないのかと思う」と話しました。

工事車両などが出入りするキャンプシュワブのゲート前では、緊迫した状況が続いています。夜明け前から市民が座り込みの抗議を続け、これを取り締まろうとする警察が揉み合いになり、男性一人が器物損壊の容疑で現行犯逮捕されました。

埋め立て承認取り消しの効力が停止された直後に作業再開という国側の強行姿勢に対し、県内で批判が高まるのは必至です。