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辺野古沖で自然保護団体が「リーフチェック」

名護市辺野古沖のサンゴの生態を世界基準で定点観測している自然保護団体が1日に「リーフチェック」を実施しました。

調査が行われたのは長島と平島の南東側の水深3メートルと6メートルの海底で、サンゴを含む海底の状況や魚などの生き物の種類を確認しました。

日本自然保護協会の安部真理子主任は「(サンゴは)良好でした。臨時制限区域にはもう入れませんが、科学的なデータで環境の劣化が押さえられた場合には、その旨を事業者や世間に訴えていこうと思っています」と話しました。

調査の結果、サンゴが海底に分布する割合は二つの水深とも良好で、1998年のサンゴの白化以降、6年ほど前からの回復を今も保っていることがわかりました。