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前市長の失職に伴う石垣市長選挙は、2025年8月18日に投開票が行われ、前市長の中山義隆さんが5回目の当選を果たしました。

市議会による不信任決議で前市長の失職に伴う石垣市長選挙は自民・公明が推薦する前の市長・中山義隆さんが、1万2900票あまりを獲得し5回目の当選を果たしました。

中山義隆さんは「不信任を受けての失職した中での選挙戦になりましたので、大変厳しい選挙戦ではありましたが無事当選させていただいて、これからまた4年間、市の舵取りを出来ますので、日本一幸せ溢れる街、石垣市を目指して頑張っていきたいと思う」と話しました。

市長選では、前市議の砥板芳行さんも立候補し、不信任決議の要因となった国民健康保険予算の専決処分をする際、日付けを改ざんしたことを問題視し、市政の刷新を訴えましたが、及びませんでした。

砥板芳行さんは「結果を見ても大きな票差は出ていないと思いますので多くの有権者・市民が市政継続について厳しい見方をしているということを中山さんは自覚してほしいなと思う」と話しました。

投票率は63%と、前回2022年の選挙を7・54ポイント下回り過去最低となりました。

当選から一夜明けた8月18日午後、市役所では、中山さんに当選証書が手渡されました。

中山義隆市長は「この4期の部分と5期の部分と(政策が)重なりますので職員の皆様にはご苦労をおかけしますが、2倍仕事をしてもらう形になりますので、ぜひ忙しい時期を一緒に乗り越えてもらいたい」と話しました。

また、就任式で中山市長は不信任決議の要因は、人為的なミスだとし「DXなどを導入しながらエラーが無いようにしてきたい」と話しました。