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Q+スポーツ部 フェンシングに魅せられて

新チームで挑む、県高校新人大会が先週土曜日に開幕。様々な競技に熱戦が展開される中、競技人口が少ないスポーツに情熱を注ぐ選手たちがいました!

鋭く突き出される剣先に、俊敏な動き。中世ヨーロッパの騎士を思わせるスポーツ!それがフェンシング!

オリンピックで注目を集めた華麗な競技ですが、県内での競技人口は少なく…。先週土曜日に始まった県高校新人大会に出場したのは男子3校、女子1校の12人だけです。

Q+スポーツ部 フェンシングに魅せられて

沖縄工業1年、親川堅斗くん。ことし5月からフェンシングを始めました。

親川堅斗選手「楽しんですよ、とても。テクニックとか動きが他のスポーツと違って独特な動きをするので、そこに違う楽しさを味わえる」

Q+スポーツ部 フェンシングに魅せられて

高校に入って、監督に誘われたことをきっかけにフェンシングを始め、今ではその魅力の虜になっています。

知念監督「彼だけは他の試合を見て、どうやったら点数が取れるっていうことを考えて試合に生かそうという前向きな気持ちがある。今後楽しみな選手です」

Q+スポーツ部 フェンシングに魅せられて

フェンシングは使う剣の種類別に種目が別けられていて、大会初日は胴体部分のみを突いて得点を競うフルーレが行われ、親川くんも予選リーグに出場しました。

親川くん、15対9で勝って、初めての公式戦で初勝利を挙げます。

しかし、続く決勝トーナメントでは、相手のペースにはまり大差で敗れてしまいました。

Q+スポーツ部 フェンシングに魅せられて

親川くん「良い結果が残せなくて悔しいんですけど。今の自分の弱さを認めて自覚して、次につなげるプレーヤーになっていきたいです」

ほろ苦い結果で終わった新人戦。しかし、破れた親川くん、またひとつフェンシングの魅力と深さを知る大会となったようです。