就任後初めて沖縄を訪問した江渡防衛大臣。きのうの知事との会談から一夜明け、きょうは糸満市で戦没者に花を手向け、普天間など基地の現状を視察しました。

それぞれのポイントで語った言葉に、沖縄への思いは果たしてあったのでしょうか。昨日からの大臣の足取りをまとめました。

江渡防衛大臣 きょう県内視察「沖縄のために」

江渡防衛大臣「機会の許す限り、沖縄に来て、知事と会ったり、県民の話を聞いた入り、目に見える形で汗を流していきたい」

きのう、仲井眞知事との会談のあと「汗を流していきたい」と語った江渡聡徳防衛大臣。

大矢記者「時刻は午前9時です。いま国立戦没者墓苑に防衛大臣が到着しました」

糸満市摩文仁を訪ね、戦没者墓苑で花を手向けた大臣は、その2時間後、宜野湾市の佐喜眞市長と共に嘉数高台公園から、普天間基地を視察しました。

江渡防衛大臣 きょう県内視察「沖縄のために」

佐喜眞市長は、今月に入りアメリカ軍機が深夜0時を超えて夜間訓練を繰り返していることなどを説明し「市民が目に見えて改善されたと実感できるような対策をお願いしたい」と訴えました。

江渡大臣「我々はとにかく目に見える形で一歩一歩、着実に歩んで進めていけるような形を作りたいと思っています」

江渡防衛大臣 きょう県内視察「沖縄のために」

その後、自衛隊那覇基地に移動。

秋山記者「現在午後1時です。江渡防衛大臣が自衛隊機に乗り、上空から基地の現状を視察します。辺野古も上空から視察するとみられます」

視察後、大臣は新基地建設が進む辺野古の現状について次のような認識を示しました。

江渡防衛大臣 きょう県内視察「沖縄のために」

江渡大臣「上から見たが、順調に進んでいると受け止めていいのではないか」

県民の声を聴きたいと話す一方、沖縄の負担軽減のために着実に辺野古への建設を進める考えを示す江渡大臣。

江渡大臣「(Q:民意をどのように受け止めている?)日米間において唯一の解決策はこの移転だということで決定しているから、そのことに対して我々は沖縄の皆さんに努力しながら汗を流しながらご理解を得るように」

新しい大臣が来るたびにこのような「視察」が行われますが「県民の話を聞く」あるいは「汗を流す」という言葉や、文脈がどれだけ語られてきたのでしょうか。

先日の菅官房長官もそうでしたが、空から現場を「見る」だけではなく、そこで声を上げる県民の声を聞いてこその「視察」現状を「視て察する」ことができるのではないでしょうか。