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20年連続で下落していた県内の住宅地や商業地などの土地の価格が、上昇に転じたことがわかりました。

地価調査は、県が毎年7月1日時点での土地の標準価格を判定するもので、2014年は県内の279地点で実施されました。その結果、2014年の地価変動率は、平均でプラス0.4ポイント上昇し2013年まで20年連続していた地価の下落にストップがかかりました。

このうち、地価が最も高かったのは、商業地では24年連続の那覇市松山1丁目で、1平方メートル当たり60万8000円。一方、住宅地では、那覇市の天久2丁目と泉崎2丁目が、同じ価格で最高価格地点となっていて、1平方メートル当たり17万7000円となっています。

地価上昇の要因について、県では、増加する県内人口や観光客数を背景に、土地の需要が高まったためと分析しています。