政府が進める牧港補給地区の一部などを沖縄市の知花地区に移設する計画について、沖縄防衛局は12日桑江沖縄市長に対し概要を説明しました。

日米両政府が2013年4月に合意した嘉手納基地より南の施設を返還する統合計画では、政府が、7年以内の返還をめざす牧港補給地区について、沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区への移設が条件となっています。

沖縄防衛局の井上一徳局長は桑江沖縄市長を訪ね、移設概要について説明しました。知花地区のおよそ40ヘクタールの土地に、牧港補給地区の倉庫や整備場、管理事務所の他、キャンプ瑞慶覧のスクールバスの関連施設や、バス80台の駐車場が移されるということです。

しかし、施設の概要や、今回市長が求めた黙認耕作地への対応などについては、説明はなかったということです。

井上一徳沖縄防衛局長は「牧港補給地区等の返還を進めていきたいということなので、それに向けて移設作業をできれば円滑に進めていきたいということで、まずき12日はマスタープランについて説明したということです」と話します。

桑江朝千夫沖縄市長は「まったく大枠ですので、今後、局の方から詳細な事項について、我々は聞き取りをしないといけないし。これだけでは、何とも申し難い」と話しました。

市では、今後詳しい資料の提出や、牧港補給地区の視察などを求めたいとしています。