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辺野古への基地建設が焦点となった名護市の市議会議員選挙は7日、投開票が行われ、移設に反対する稲嶺市長を支持する与党が過半数を占めました。

名護市議会議員選挙は開票の結果、稲嶺市長を支持する候補が14議席と1議席減らしたものの過半数を獲得しました。移設に反対の姿勢を示す公明党2議席と合わせて16議席となり、移設容認派を5議席、上回ったことで、移設反対の民意が改めて示されました。

結果について稲嶺名護市長は「議席の過半数を得たということで、ちっとも変りませんので、日本政府に対しては、信念を持って訴えていきたい」と話していました。

一方、仲井眞知事は「過半数というより野党側が1議席伸ばしてますから、判断の仕方は色々あるんじゃないですか。ほかの市町村をご覧になったら、私の政策に賛成する方向の方が多いと思うんですがね」と話していました。

名護市議選の結果は今後、辺野古への基地建設の進め方や、11月の県知事選にも影響を与えそうです。