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夏休みもいよいよ終盤。25日、糸満市の小学生が自分たちの住む街を歩き、歴史を知るワークショップに臨みました。

これは、県が進める「まちなみミュージアム」という景観づくりの取り組みの一環で行なわれているものです。

25日は糸満市米須地区で、将来、街づくりの担い手となる子どもたちが地域の魅力を再発見することを目的に、「風景学習」に出発しました。

そして、地域で共同で使われていた水道の跡や、地域で唯一、戦火を免れた民家など一つ一つ立ち止まって説明を受けました。

参加した男子児童は、戦火を逃れた家を見てどう思ったかとの記者の質問に、「戦争で唯一残ったというのはすごいと思いました」と話していました。

子どもたちは、メモを取ったり写真に収めたりしながら、自分の住む地域の歴史を感じているようでした。