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ジュゴン訴訟の原告団が日本時間の1日、午前アメリカのサンフランシスコ連邦地裁に辺野古への基地建設を差し止めるための追加申し立てを提出しました。

県庁では市民団体のメンバーらが記者会見を開きました。2008年、サンフランシスコ連邦地裁はアメリカ国防総省に対し、「絶滅の危機にあるジュゴンへの影響を回避すること」などを求める判決を出しています。

しかし原告側は会見で国防総省が今年4月、「辺野古の大浦湾にジュゴンは頻繁に来ておらず、基地建設や運用の影響はない」とする文書を裁判所に提出していたことを明らかにしました。

これに対し、1日の追加申し立てでは国防総省に対し、基地建設予定地への業者の立ち入り許可や承認を無効にすることなど事実上、工事の差し止めを求めています。