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14-02-03-04

名護市議会は3日辺野古の埋め立て申請に承認した仲井真知事に抗議する2つの意見書を賛成多数で可決しました。

神山正樹市議は「沖縄への圧力を強め、一部の政治家に公約を破棄させ、県民の総意を分断し、県知事に埋め立て申請の承認を取り付けるなど、子や孫の代まで米軍基地を強要しようとしている日本政府のやり方に怒りを禁じえない」と話しました。

そして岸本洋平市議は「辺野古移設を反対する現職の稲嶺市長が再選され、市民の移設反対への民意が再び示された。このことを知事として重く受け止め、このたびの承認を撤回すべきである」と話していました。

名護市議会の臨時議会では辺野古移設を強引に推し進める政府や埋め立て申請を承認した仲井真知事に抗議し撤回を求める意見書が市長与党の議員から提案され、いずれも賛成多数で可決されました。

これを受けて稲嶺進市長は「議会の意思として重たいものだと受け止めています」と話します。

また稲嶺市長は今後訪米する考えでその際には辺野古移設に反対の声明を出した世界中の著名人の力を借りたいとし、協力を得られるよう手紙を出す準備をしていることを明らかにしました。