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県議会で仲井真知事が埋立申請を承認した理由を説明しています。野党会派が知事の考えを厳しく質しています。

名護市辺野古への基地建設に向けた埋め立て申請を承認した仲井真知事が、1月9日の県議会臨時議会で承認理由を説明していますが、議場では傍聴者から知事に対するヤジが飛び、物々しい雰囲気になっています。

午前10時から始まった臨時議会。仲井真知事が議場に姿を現すと、傍聴席から「裏切り者」などと厳しいヤジが飛びました。

また知事が「法に基づいて判断せざるを得なかった」と説明するとさらに反発は大きくなり、与党がこのままでは議会が続けられないとして、退席する場面も見られました。現在、議会は再開され、与党自民党議員の質問が行われています。

仲井真知事は「法律上基準に適合している申請について、政治的理由、地域の意見、県民の思い、公約等で不承認とすることは、その裁量の範囲を逸脱している可能性もあると思慮される。なお、選挙公約は県民との約束であり、全力で実現に向けて取り組んでいるところであります」と答弁しました。

この後は野党会派からの質疑が始まる予定で、知事に対する追及が強まるものとみられます。