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県議会の代表質問が4日から始まりました。

仲井真知事の埋め立て申請に対する判断の時期が迫る中とあって、質問は知事の判断やその時期に集中しました。

自民党県連幹事長のの照屋県議は「仲井眞知事には長年にわたる普天間飛行場問題の解決の道筋をつけていただきますよう宜しくお願い申し上げ質問を行います」と話しました。

4日から始まった県議会の代表質問。初日の4日は4人が質問に立ち、普天間基地の移設先について県外から辺野古容認に転じた自民党の県議が登壇すると議場からはヤジも飛んでいました。

具志県議が「このことは喫緊の課題だと考えます。自民党は普天間飛行場の移設問題で・・・」また野党の議員が知事にはっきり不承認だと表明するよう迫る場面もあり、知事や執行部が答弁に窮する場面もありました。

知事は判断については現在審査の最中だとし判断の時期については次のように述べました。

仲井真知事は「承認するか、否かの判断時期につきましては、早くとも12月末以降になるものと考えております」と答弁しました。

またQABと沖縄タイムスが実施した世論調査で回答した1076人中、72.3パーセントが承認しないほうがよいと答えたことに対して知事は「これまでの経緯からいったらおおよそそんな感じかなという感じがしますが、これまた調査よく見てみないとね」と話し、県外が早いという考えに変わりないですかという記者の質問には「ありません。答弁の通りです」と答えていました。

知事は議会終了後、記者団にこのように述べ、県外移設を求める立場に変わりはないとしました。