※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

環境省西表野生生物保護センターは、保護したイリオモテヤマネコに発信器を付けて自然に返し、追跡調査した結果をこのほど公表しました。

センターでは、2013年4月、住民からの通報で衰弱したイリオモテヤマネコを保護しました。保護されたのは若いオスで、発見時は体重が2.6キロしかありませんでしたが、およそ1ヵ月の治療で3.6キロまで回復したため、発信器を付けて島西部に放しました。

その後、船やカヤックを使って発信器を追跡したところ、わずか5日間で島の南部まで移動したことなどから、縄張りを持たない「放浪個体」と推測されることが分かりました。

発信器の電波は、その後7月まで受信できたということです。西表島では、2013年に入ってヤマネコの事故が相次いでいて、これまでに過去最多だった3年前と同じ5件が発生し、4頭のヤマネコが死んでいます。

野生生物保護センターでは、スピードを落として運転することや、事故の際には速やかに通報するよう呼びかけています。