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毎年旧暦の6月1日前後に現れるアイゴの稚魚「スク」読谷村では10日、大群が海岸にやってきました。

船が出たのは朝の5時。沖合で生まれたアイゴの稚魚スクは餌を求めて夜が明ける前から浅瀬をめざします。2時間後、読谷村の儀間沖でスクの群れを発見しました。

漁師の福地進さんたち4人での追い込み漁が始まりました。囲い網でスクを追いこむことに成功したら袋網を投入し素潜りで追い込み無事捕獲です。

1年に1度しかやってこないスクの群れは高値で取引され、海人のボーナスとも言われるだけに気合が違います。10日朝の漁は例年より若干少なめの45キロの水揚げでした。

スクは海草を食べる前の段階が一番おいしいとされていますね。今夜は、酢醤油で刺身など季節の恵みで一杯、といった家庭もあるのでしょうね。