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一方、県庁前では、主権回復の式典や辺野古の埋め立て申請などに抗議する緊急集会が開かれました。

菅官房長官の訪問に合わせて緊急に開かれた集会には、県議会議員や市民などが参加し、「菅官房長官の訪問は、辺野古の新基地建設の押し付けのためだ」として抗議の声を上げました。

沖縄平和市民連絡会・城間勝事務局長は「沖縄県民の財産を奪って作ってきた基地なんですよ。これ(普天間基地)をね、返す代わりに新たな基地を要求するというと、泥棒が奪ったものを返すから、新たなものまでよこせという、こういう論理ですよ。こんなことは絶対に許せない」と話しました。

また今回の訪問は、仲井真知事に「主権回復の日」の式典への出席を促す狙いもあるとみて、開催撤回を訴えました。