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沖縄県のがん対策はまだ不十分だとして、県がん診療連携協議会は21日、県に対し、次期がん対策計画で取り組むべき項目を示した要望書を提出しました。

沖縄県のがん対策推進計画は2008年に策定され2013年度が見直しの年度です。これを前に、協議会はがん対策がより充実したものになるよう、協議会としての案を県に提出しました。

協議会長の村山貞之琉大病院長は、患者、医療機関、行政が連携し、医療格差が無くなるなどの離島対策を含めたより充実した計画を策定してほしいと崎山八郎福祉保健部長に要望書を手渡しました。これに対し崎山福祉保健部長は、要望を計画の中に反映させていきたいと話しました。

沖縄県がん診療連携協議会議長・村山貞之琉大病院長は「患者さんの目線での、がん診療をより良いものにしていこうと。本土の都会で行なわれていることが、沖縄でもやられるようなことを目指していくことが大きなポイントだと思います」と話しました。

県は2013年3月までに計画を見直し4月から新しい計画をスタートさせる予定です。