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高齢者介護や保育など、社会福祉の仕事を希望する人たちを対象とした就職面接会が11日に宜野湾市で開かれました。

県社会福祉協議会が開いたこの就職説明会には、県内の大学や専門学校で障害者支援や保育士などの仕事を目指して学んでいる学生などが参加しました。

参加した学生は「幼いころから保育士になりたいというのが夢」「子どもたちと一緒に楽しく(仕事が)できたらと思っています」「高齢者関係の仕事に就きたいと思っています」と「まだ就職先が決まってなくて、これから頑張らなきゃいけないなという状況です」と話していました。

今回は通所施設や保育園など74事業所が参加、人材確保が厳しい状況にあるなか、仕事の内容や職場環境など面接に臨んだ学生らの質問に答えていました。

事業者はそれぞれ「体力的にきつかったり、世間で言われるように、給料が実労に伴わないと感じたり」「長く続かない人たちもいるので(人材が)足りているとは言いにくい状況です」「(久米島の事業所なので)那覇から採用してくるんですが、2,3年くらいで帰る。それをまた補充する。県でも定着を図れと言うが、なかなかそれができなくて、一番頭を痛めているところ」と話していました。

次回の面接会は13日に名護市民会館で開かれます。