※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

戦後の復帰運動の先頭に立った政治家、瀬長亀次郎さんの活動や沖縄の戦後史を伝える資料館がオープンすることになり、関係者らが関連資料の寄贈や募金を呼びかけました。

瀬長さんの次女、内村千尋さんは「この不屈館は、行政に頼らないで、民衆が支える資料館ということを柱にしたいと思っています」と話しました。

現在開館準備が進められている資料館、その名も「不屈館」には、沖縄の復帰運動に尽力した瀬長さんの歩みを紹介する常設のパネル展のほか、瀬長さんが残した200冊以上の日記などが展示されることになっています。

内村さんは、「多くの人に沖縄の戦後史を学んでもらう場にしたい」として、瀬長さんの関連資料の提供や資料館を維持・管理するための寄付を呼びかけました。

「不屈館」は、那覇市の若狭海浜公園向かいに、2013年3月、オープンする予定です。