※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

北アフリカのモロッコでアメリカ海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが墜落した事故は、兵員を輸送した直後に発生したとみられることがわかりました。

アメリカ海兵隊当局は、原因を調査中として、事故前後の状況を依然、明らかにしていません。

しかし、アメリカ国内のメディアは、事故機が現地時間の11日午後4時頃、日本時間のきのう未明、強襲揚陸艦「イオー・ジマ」から離陸した後、モロッコ南西部アガディールの軍事訓練区域内に隊員を輸送し、隊員を降ろした直後に墜落したと報じています。事故では乗員2人が死亡し、2人が重傷を負いました。

一方、仲井真知事は13日、事故機と同型のオスプレイが今年秋にも普天間基地に配備される可能性があることについて「こういう事故の多いものを町の真ん中にある普天間飛行場中心に持ってくるというのは、いくら何でもひどい話。そういうものは基本的にNOだ」と強い懸念を示しました。

知事は、事故原因やオスプレイに関するデータを引き続き、防衛省を通じて求めていく考えを明らかにしました。