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今回の北朝鮮のミサイル発射について、軍事ジャーナリストの田岡俊次さんに先ほどお話を伺いました。

田岡俊次さん「日本はよその国に比べてオーバーリアクションになったと思う。その一つの理由は、テレビなんかも人工衛星と称する事実上の弾道ミサイル発射と言ったわけでしょ。弾道ミサイルと人工衛星用のロケットが全く同じものだと一般の人は思ったんでしょうね。ところがね、確かに昔、1950年代とか60年代とかはそうだったけれども、今ではかなり違っている」

今回発射されたものは、純粋に衛星であるとお考えですか?

田岡俊次さん「そうです、そうです、もちろん」

今回、PAC3の配備をした日本政府の狙いはどこにあったんでしょうか?

田岡俊次さん「ミサイル防衛をこれまでお金を使ってきたから、なんかやっていますという形を示したい。特に沖縄では、これから南西諸島防衛で自衛隊も来たいし、米軍基地関連で協力も得たい。だからそういうわけで自衛隊が出て行って役に立っているという形をつけたかったんでしょう」

田岡俊次さん「防衛省の中にまでミサイル防衛のPAC3配備したんだけれども、東京なんかに来るはずがない。万が一東京にも来るかもしれないんであれば、大阪だって名古屋だって守らないといけないわけで、明らかに政治的ゲーム、ショーですよ。東京の配備なんかは」