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夏の前哨戦ともいえる県内高校球児の春が始まりました。県春季高校野球は21日、開会式!宜野湾高校の高木主将の震災復興を願う宣誓が球場に響きました。

選手宣誓は宜野湾高校・高木瑠粋主将。「この沖縄の熱い思いが東北復興への力や、希望となれるようなプレーをすることを誓います」と宣誓しました。

県内61校が出場する県春季高校野球大会は夏の甲子園を目指す県大会のシード権もかかるいわば、夏の前哨戦です。

開会式の後、北谷の第2試合には、出場校の中で、部員が最も少ないチームが登場。ギリギリの9人のメンバーで挑んだのは辺土名でした。チームには、高校に再入学したために規程によりこの大会が最後の公式戦となる2年生、仲村大祐君がいました。

試合は1回に2アウトながら、ランナーを置いて4番の仲村君に打順が回りましたが、チャンスを生かせません。一方、美来工科は2回に合わせて5本のタイムリーを連ねる猛攻。5回コールドで敗れた辺土名。仲村君の一足早い公式戦が終わりました。

その他、21日の結果です。

■北谷公園野球場

第一試合:宜野座11-1沖縄高専(5回コールド)

第二試合:美来工科11-0辺土名(5回コールド)

■宜野湾市立野球場

第一試合:浦添工業11-1コザ(5回コールド)

第二試合:普天間7-5那覇

■沖縄セルラースタジアム那覇

第一試合:小禄12-2南部農林(6回コールド)

第二試合:浦添5-3豊見城南(12回裏まで)