※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

名護市議会は、辺野古への基地建設に向けた環境影響評価書を国が提出したことに対する抗議決議を賛成多数で可決しました。

名護市議会仲村善幸議員は「政府、防衛省及び沖縄防衛局に対し、市民・県民の総意を無視した評価書提出に対し強く抗議するものである」と話しました。

13日の名護市議会の臨時議会で、与党会派の議員は、国が2011年の暮れに環境評価書を県に提出したことへの抗議決議を提出しました。しかし野党の議員から「市民・県民の総意を無視したという文言は受け入れられない」と反対意見が出て議会は紛糾しました。

結局、多数決で採決が行われ、抗議決議と評価書の公開を求める意見書は賛成多数で可決されました。

多数決で採択されたことについて稲嶺名護市長は「地元が全会一致で採択できなかったことは残念だ」と述べました。