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14日午後、沖縄本島の南を航行していた中国船籍の貨物船から油が流出しているのが確認されました。第11管区海上保安本部で漏れた油の量などを確認しています。

14日午後1時40分頃、喜屋武岬の南南西およそ164キロの日本の排他的経済水域内で、貨物船が油を流出させながら航行しているのを第11管区の航空機が発見しました。

第11管区によりますと、油を流出させていたのは上海からオーストラリアに向かっていた中国船籍の貨物船「JIA CHANG」号(3万5884トン)で油の帯は長さおよそ40キロ、幅30メートルから500メートルにわたって広がっているということです。流出した油は船底に溜まった「ビルジ」と呼ばれる油性混合物とみられています。

第11管区ではこの貨物船を15日朝から那覇港の沖合に停泊させて、油の漏れた経緯など、関係者から詳しく事情を聴いています。