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普天間基地の辺野古移設をめぐり、民主党県連が11月2日、国会内で民主党の前原誠司政調会長らと面談し、「県内移設は不可能だ」と県連としての方針を伝えました。移設をめぐる問題は、政府、民主党本部と県連とのねじれが顕著になりました。

要請したのは、県連の新垣安弘代表や瑞慶覧長敏衆議院議員です。一行は樽床幹事長代行や前原政調会長と面談し、辺野古移設は不可能であると伝えたほか、県外移設とする方針が、一転して辺野古に回帰した経緯を、ていねいに説明してほしいと詰め寄りました。

新垣安弘民主党県連代表は「不可能ですよと。評価書の提出問題とか、許可申請とか、こういう形で突き進んでいくと、県民の感情がますます悪くなりますよ。無理ですよと。」

2012年6月に県議選を控える中、県民の反発は避けたいと考える県連。しかし11月5日には前原政調会長ら、辺野古推進派が、再び沖縄入りすることも予定されていて、県連にとっては苦しい状況が続きそうです。