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南風原町の病院敷地内で見つかった不発弾の処理作業が9月4日、行われ、午前10時半過ぎ、無事終了しました。

南風原町新川のサマリヤ人病院敷地内で見つかったアメリカ製125キロ爆弾の処理作業は、およそ400人の入院患者が家族などに付き添われて避難する一方、病状が重く、避難が困難な患者や付き添いの医師など、およそ300人が院内に残る中で実施されました。

病棟では、職員が、患者を窓から離れた部屋に移動させたり、万が一に備えて、窓を畳やベニヤ板で覆うなど対応に追われました。

サマリア人病院の田崎琢二理事長は、「患者さん移動ということになると、やっぱり移動リスクを考えてしまいますよね。患者さんを移動しないで済む処理方法ってないのかなって」と話しました。

穴の中で、砲弾の信管を抜く方法で行われた安全化作業は、9月4日午前10時半過ぎ、無事終了しました。