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市民団体が10日午前、普天間基地周辺で風船をあげて、基地の県外移設などを求める抗議行動を行っています。抗議行動を行っているのは、宜野湾市周辺の女性たちで作る市民団体「カマドゥー小たちの集い」です。

10日午前9時、普天間基地を見下ろす嘉数高台公園にメンバーおよそ20人が手に風船を持って集まりました。しかし、公園では宜野湾市の職員が「集会の許可を取っていない」として解散するよう要請したため、メンバーは各自思い思いの場所で風船をあげ始めました。

参加者の一人は「お盆前の沖縄の空を感じて、みんなで沖縄の過去と未来と今を感じようと思っています」と話していました。

風船は直径90センチほどで、高いものでおよそ20メートルほどの高さまであげられました。

団体では「基地は県外へ」の意思表示のため、10日午後3時まで普天間基地周辺で風船をあげ続けることにしています。