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満月が地球の影にすっぽり隠れる皆既月食が16日未明、県内で観測されました。皆既月食は、地球を挟んだ形で、太陽と地球、月が一直線に並んで起きる現象です。日本での観測は、2010年の12月以来、半年ぶりで今回は梅雨明けした沖縄など、関東より西の天候の良かった地域で確認されました。

沖縄では、16日午前3時22分ごろから、西の空の満月が左上から徐々に欠け始めました。皆既月食の月は、太陽光が地球の大気で屈折して届くため、赤黒く見えるのが特徴です。

船越カメラマンは「現在の時刻午前4時22分。月が完全に欠けました。」とリポートしました。国立天文台によりますと、次に日本で皆既月食が見られるのは、2011年の12月10日だということです。