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東日本大震災の被災地で、被災者の医療に当たる医療救護班の出発式が、5月26日那覇市の病院で行われました。被災地へ派遣されるのは、日本赤十字社沖縄支部の医師や看護士合わせて8人です。

赤十字社はこれまで4回にわたって医療救護班を派遣していて、5回目となる今回からは、長期化する避難所生活でストレスを抱えた被災者を支援する、「こころのケア」要員も派遣されます。

こころのケア班メンバーは、「どういう不安があるのか、どういう気持ちでいるのか。私たちが出来ることといったら小さいことかもしれませんが、そういう気持ちを引き出すことが、私たち心のケア班で大事なことだと思います」と決意を話しました。

医療救護班は5月27日に宮城県石巻市へ出発し、6月2日まで現地の避難所で医療活動に従事します。