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一方、被災地で救援活動を行うため、自衛隊やアメリカ軍からも多くの人員や支援物資が現地に送られています。3月13日は被災地での行方不明者の捜索やケガ人の救護にあたるため、陸上自衛隊南西航空混成団の隊員らおよそ140人が現場に出発しました。これは那覇基地からの災害派遣としては最大規模いうことです。

隊員らは早ければ3月15日の夕方にも有明港に到着しその後、陸路で被災地に派遣されるということです。

一方、アメリカ軍普天間基地からは3月14日、救援活動に必要な司令部を作るため、兵士30人余りと通信機器などの物資が輸送機で神奈川県の厚木基地に送られました。

ジョン・ペリコア曹長は、「厚木に到着後、そこに通信設備を設置し、被災者の救援活動ができるよう設備を整える」と語りました。在沖海兵隊では地震が発生した翌日の3月12日から輸送機で医療関係の物資を運んでいるほか、被災者を救出するため、海兵隊員2200人が現地に向かっているということです。