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さあ、続いては、極真空手の県ナンバーワンを決める大会です。「武の道の探求は、常に断崖をよじ登るがごとし。休むことなく精進すべし。」極真空手の沖縄ナンバーワンを決める「全沖縄県・空手道選手権大会」下は、幼稚園の部から、小学校、中学、高校、一般と、各年代の覇者を決定する、今年1年で、一番大きな大会。優勝者は、6月の全国大会へ派遣されます。

注目は一般男子。極真うるまの、喜久山泰郎が大会2連覇をかけ挑みましたが、その連覇を阻む強力なライバル選手が、今回の地震の影響で、東京からの参加を辞退したのです。ライバル棄権で、逆に負けられない状況に追い込まれた喜久山。準決勝では、極真名護の宮里功と対戦します。

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3分間の試合時間の中、激しい打ち合いは、残り30秒で喜久山が攻勢に出ます!試合は判定で喜久山が勝利し決勝へ。その後、会場では、各部門の決勝戦が行われ、中学、高校と力と力がぶつかり合う試合を展開。中学女子決勝では、延長戦に入る白熱の展開に・・・

そして、いよいよ、一般男子決勝。2連覇を目指す喜久山に挑んだのは、同じ道場の後輩照屋彰人(あきひと)序盤から両者激しい打ち合いを展開し、あとは体力の勝負に・・・残り40秒・・・。両者ともに疲れがピークになる中、試合は判定にずれ込みます。判定の結果3対2で喜久山が堂々の2連覇を達成、6月の全国大会へ出場します。