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航海技術を学ぶ高校生たちを乗せた海洋実習船が、家族や友人たちに見守られながら、11日に糸満港を出港しました。実習に取り組むのは、沖縄水産高校の海洋技術科と専攻科の生徒、合わせて43人です。

今回の航海実習は39日間。途中、パラオに立ち寄る以外は、遠洋でマグロはえ縄漁に挑戦し、実際に舵をとったり当直で見張りにつくなど、航海に必要な技術を身につけます。

実習生は「船酔いして吐いてる時とかに、家族写真を見て、みんな頑張ってるから頑張ろうって。相当かっこいい男になりたいです」と話し、また別の実習生は「おじさんがフェリーの船長やってて、小さい頃から見てたので、それぐらいになれればいい」と述べていました。

糸満港では後輩たちが伝統のダンスを踊り見送る中、実習生たちはそれぞれ期待と不安の表情を浮かべながらも、元気いっぱい出港していきました。