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今シーズンも残り2試合となった昨日のサッカーJFL、FC琉球のホーム最終戦、去年は2季連続16位と低空飛行を続けたチームですが、今シーズンは、JFL加入後、最も順位をあげて昨日の時点で9位と健闘しています。その中でのホーム最終戦は、成績を裏付けるような戦いを見せました。

FC琉球の今季最終戦、集まった3000人のサポーターの熱い視線の中、対戦したのは、白のユニフォーム、格上4位のホンダFCでした。試合は立ち上がりからホンダペース。ボールに対する集中力も、執念も、FC琉球を上回りました。

前半31分にホンダに先制を許すと、その後は、さらに動きが止まるFC琉球。20分近くもショートさえ打てません。ところが後半、チームが奮起します。

この試合の前の日に、今シーズン限りでの退団が発表された元日本代表9番、FW山下芳輝が決めます!後半開始1分、山下のゴールで同点にし、息を吹き返すとゴールキーパー森本の再三のセーブなど、押し寄せるホンダの攻めを凌ぎますが後半32分、ついに逆転を許します。

それでも、気持ちが切れなかったFC琉球にチャンスが訪れたのは後半38分。ホンダの選手が、2枚目のイエローカードで退場処分になると、選手が一人多い中で迎えた試合終了間際の45分でした。11MF田中康平がゴールエリアの外からのミドルシュート!攻める姿勢を崩さなかったFC琉球が土壇場で追いつき2対2のドロー。勝ち点を48に伸ばし、順位を一つ上げて、暫定8位に浮上です!

FC琉球がリーグ8位につけるのは、JFL加入後は初。それまでの最高成績は14位でしたから、今シーズンは2年目の新里体制が実を結んでいます。今季最終戦は来週日曜日、鳥取でキックオフです。