※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

行方不明者の安否が心配です。11月9日から西表島沖で行方不明になった貨物船の捜索は12日も海域を広げて続けられていますが、新たな乗組員の情報ありません。

第11管区海上保安本部によりますと、行方がわからなくなっているのはインドネシアから中国に向かっていたパナマ船籍の貨物船・ナスコダイアモンドです。

11月9日に「船が傾いている」との連絡を最後に行方不明となっています。この貨物船には中国人乗組員25人が乗っていて、11管や自衛隊、台湾側による空と海からの捜索で、11日までに5人を発見しましたが、うち2人は死亡、いまだ20人の行方がわからないままです。

これまでの捜索で救命いかだなどが発見されていますが、無人状態で、エリアを拡大して捜索を続けています。

海上保安庁によりますと中国大使館から10日に「捜索活動に感謝申し上げる」と謝辞があったということです。