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宮崎で感染拡大が続いている家畜の伝染病・口蹄疫に対する防疫体制の徹底と、仮に発生した場合の即応訓練が3日に八重瀬町で行われました。

八重瀬町の南部家畜市場には、市町村の担当者、家畜防疫員や運搬業者などおよそ100人が集まりました。

はじめに、農家での侵入防止策として実際に消毒液を使っての消毒作業が実演され、農場に出入りする際は靴底にはブラシを使い、また車はタイヤの溝まで消毒するなど、徹底的な防疫対策が指導されました。

また、家畜に口蹄疫の疑いを確認した場合の想定訓練では、家畜保健衛生所への連絡の方法なども確認されました。

訓練に参加した行政担当者は「いつ(口蹄疫)が侵入してもおかしくない状況なので、演習を受けて冷静に迅速に動くことが大切だと勉強になった」と訓練の感想を語っていました。

中央家畜保健衛生所では「沖縄はアジアの物流拠点にもなっていることから、ウイルスの侵入リスクが非常に高い」として、決して気を抜かず防疫対策を徹底してほしいと話しています。