※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

2006年に日米両政府が辺野古沿岸部にV字型の滑走路を建設することに合意して30日で丸4年。宜野湾市の伊波市長はグアムへの部隊移転で普天間の危険性を即刻除去することを訴えました。

会見を開いた宜野湾市の伊波市長は「普天間飛行場は、一日も早く閉鎖・返還されなければならない。私は9万3000人の市民の生命と財産を守るために普天間飛行場の危険性除去と返還に向けて、全力で取り組んでいく」と訴えました。

2006年の日米合意から丸4年を迎えるにあたって会見を開いた宜野湾市の伊波市長は普天間基地の移設をめぐる問題が何も解決していない現状に怒りを示し、辺野古での修正案で決着を目指す鳩山政権にも失望を隠さず次のように話しました。「もはや沖縄県内に新たな基地を建設することは不可能であり、日米両政府は県民の思いを受け止めて県内移設を断念すべきである」

伊波市長は海兵隊部隊のグアムへの全面移転を主張していて、5月4日に沖縄を訪問する鳩山総理に対しても直接、訴えることにしています。