※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

石垣市で当時3歳の男の子が父親から虐待を受けて死亡した事件で、県社会福祉審議会が14日に再発防止に向けた報告書を県に提出しました。

この事件は6月、石垣市で当時3歳の男の子が29歳の父親から虐待を受けて死亡したものです。県社会福祉審議会の審査部会が8月から事件の検証を進めて問題点を整理し、14日に再発防止に向けた報告書を県に提出しました。

報告書では「虐待の疑いがあるとの認識を持っていた児童相談所八重山分室が一時保護を検討すべきだった」としたうえで「専任職員が2人という八重山分室の現状では対応に限界がある」と指摘しました。そして「子どもの安全確保の最優先や相談所と警察など、関係機関との連携体制の見直し」を提言しました。

これを受けて県は、具体的に検討していきたいと話しています。