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50年前、うるま市の宮森小学校にアメリカ軍機が墜落し17人が死亡した事故から50年。この事故の資料を集めた宮森630館を県議会が視察しました。

宮森小学校を訪ねたのは県議会の文教厚生委員会のメンバーなど7人で、校庭の仲良し地蔵をお参りしたあと、空き教室を利用して仮オープンしている630館を見学しました。

当初630館の設置委員会では小学校の敷地内に資料館を建設したいと考えていましたが、それについては安全上の問題と予算面から教育委員会が反対していて、計画の練り直しを迫られています。

赤嶺昇議員は「50年でこういう歴史的部分を風化させてはいけない。子どもたちのために教育として生かしていかなければ」と語りました。また宮森小学校の校長は「常設展をしていかなければいけない。これが遺族の悲痛な思いなわけですが、それを実現するためにも国、県、行政の協力が必要」と話していました。

現在使っている教室も8月いっぱいで引っ越さなければならないということで、設置委員会では県やうるま市に対し630館に対し、理解と協力を求めています。